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#クリニックの新規開業と事業承継のメリットとデメリットについて

2025.01.09

クリニックの新規開業と事業承継には、それぞれメリットとデメリットがあります。
以下3つの観点に分けて説明いたします。

1.初期立ち上がり
2.初期費用
3.将来性

1. 初期立ち上がり

新規開業

メリット:
•自由度が高く、自分の理想や診療方針に基づいたクリニック設計や運営が可能。
•スタッフ、診療内容、設備をゼロから自分で決定できるため、差別化しやすい。

デメリット:
•患者層を新たに開拓する必要があり、立ち上がりに時間がかかる。
•周辺エリアでの信頼構築に時間がかかり、収益が安定するまでに数年を要することがある。

事業承継

メリット:
•既存の患者層や地域での信頼関係を引き継げるため、スムーズに収益化が可能。
•設備やスタッフがすでに整っているため、即時に診療を開始できる。

デメリット:
•承継後に自分の診療方針や経営スタイルを取り入れるのに時間がかかる場合がある。
•前任者との比較や過去の問題が影響する可能性がある。

2. 初期費用

新規開業

メリット:
•初期費用は柔軟に調整可能。規模を小さく始める選択肢がある。
•最新の設備やIT技術を選択し、効率的な運営が可能。

デメリット:
•内装、医療機器、広告費用などを一から準備する必要があり、多額の初期投資が必要になる場合がある。
•資金調達のハードルが高くなる可能性。

事業承継

メリット:
•既存の設備やスタッフを利用できるため、大規模な初期投資を抑えられる。
•資金調達の際、過去の経営実績が参考になるため、融資を受けやすい。

デメリット:
•古い設備の更新や改修が必要になる場合があり、見えないコストが発生することがある。
•承継費用(譲渡代金)が発生する。

3. 将来的に考えて

新規開業

メリット:
•経営を完全に自分でコントロールでき、独自のブランドを構築しやすい。
•新しい技術やサービスを導入しやすい環境を作れる。

デメリット:
•将来的に患者の獲得競争が激化する場合、新規開業のリスクが増す可能性がある。
• 初期投資回収に時間がかかる。

事業承継

メリット:
•安定した患者基盤があるため、将来の収益が見込みやすい。
•地域での信頼基盤を活用して、持続的な成長が可能。

デメリット:
•承継後の経営方針が前任者の影響を受けやすく、柔軟性が制限されることがある。
•患者層が高齢化している場合、新しい患者を取り込む努力が必要。

2025年の動向
•人口動態: 高齢化が進む中、地域医療の需要が増加しており、特に生活習慣病管理や在宅医療への関心が高まる。
•デジタル化: ITを活用したオンライン診療や予約管理システムが標準化している。これを踏まえて設備を整えることが重要。
•クリニックの競争: 都市部では競争が激化し、地方部では医師不足が深刻化。
•承継市場: 医師の高齢化に伴い、事業承継の需要が増加している。地域密着型クリニックの譲渡が増える傾向にある。

まとめ
•新規開業: 自分のビジョンを形にしやすいが、リスクが高く、収益安定に時間がかかる。
•事業承継: 安定したスタートが可能だが、既存の仕組みや地域性に適応する柔軟性が求められる。

2025年以降、患者ニーズやデジタル化への対応力がますます重要になり、どちらを選ぶにしても地域ニーズの分析と長期的なビジョンが成功の鍵となります。
ご面談には費用かかりませんのでお気軽にお問い合わせください。

クリニック開業 メディサポ
担当 仁里(にり)

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